会いたいの備忘録
Photo Credit : Kisa Toyoshima
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渋谷区観光協会 観光フェロー
ORIGINAL Inc.取締役副社長
『タイムアウト東京』副代表
『OPEN TOKYO』編集長
東谷彰子

“美味しい”を提供してくれる、
渋谷を熟知する3人

「何十年も変わらない店構えでホッとできる場所もあれば、一方で新しいスポットが集まる場所もある。そのミックス感がとても楽しい街だと思いますね」。こう話すのは、渋谷歴20年以上の東谷さん。聞けば、大学卒業後に就職したFM会社で初めてアシスタントについた番組のOA場所も渋谷スペイン坂スタジオ。「タイムアウト東京」のオフィスも広尾エリア。公私で“渋谷のいま”を見て、感じ、伝え続けてきた東谷さんがプライベートで注目する“美味しいを提供してくれる”3人とは? 1人目は、渋谷PARCO内にあるタイ料理店「chompoo」プロデューサー・シェフの森枝さん。「割烹、分子料理などさまざまなレストランで経験を積んだ森枝さんは、料理界の風雲児。アジアで最もガストロノミーが面白いのはタイ。こんな風に話すとおり、彼が手がけるタイ料理は絶品です」。2人目は「Konel」の神作さん。2018年にオープンしたこちらは隠れ家イタリアンとしてオープン当時から話題を集めています。「サービス係の神作さんは本当に素敵な方。独立される前に勤めていた2つのお店の頃から10年以上のファンなんです。お店にメニューがないのでその日その日でコース内容が変わるので、神作さんにおすすめを聞いてみてください。笑顔も素敵です」。3人目は上海や東京を拠点にバーを運営している「SG Group」で長年グループマネージャーを務めたオーナーバーテンダーの鈴木さん。「新店“The Bellwood”は、バーなのに朝食を出すお店(※現在コロナの影響で朝食などの提供はなし)で、カクテルは珈琲カクテルや日本茶をベースにしたものをメインに楽しめます。いつも丁寧でユーモアがあり、とても素敵な方だと思います」

1人目

「chompoo」プロデューサー
シェフ
森枝幹

エスニック好きを唸らせる、料理界の風雲児

巷にあるエスニック料理店と一味も二味も違う、タイの北部・チェンマイ料理に特化したタイレストランのオーナーシェフ、その人が森枝さんです。ハーブやタイの発酵食品を用い、丁寧に料理して旨味を引き出して提供される一皿はどれも美味。とても真摯で新しい挑戦を数々されている注目の人です。私自身、中学・高校時代にバンコクに住んでいて、当時の味を懐かしく思うと、chompooに足を運んでいます。

2人目

「Konel」サービス係神作知子

会って話すとファンになる“おもてなしのプロ”

「捏ねる」をテーマにしたイタリアンで、味も美味しいし見た目もセンスフル。サービス係の神作さんの心地よい距離感でのコミュニケーションが好きで、ユーモアもあり本当に素敵な女性です。一度お伝えした好きなもの、苦手なものもしっかり把握してくださり、鶏や鴨など羽のあるものが苦手な私は大抵のお店で「鳥のスープ(だし)は大丈夫ですか?」と聞かれるのですが、神作さんは初めて「トビウオは大丈夫ですか?」と笑わせてくれた方です。

3人目

「The Bellwood」他 オーナーバーテンダー鈴木敦

世界が認めた味を提供するバーテンダー

ASIA’S 50 BEST BARSで第9位にランクインし「The Best Bar in Japan」を受賞したSG Groupを率いる鈴木さんは、CHIVAS Masters世界チャンピオンです。そんな彼が初プロデュースしたのが「The Bellwood」です。100年前の東京にあった大正モダンな特殊喫茶(カフェー)を想像したバーで、珈琲カクテルや日本茶を使用したオリジナルカクテルなどが楽しめます。海外から訪れる友人の多くを連れていくのですが、みんな、ワンカップの瓶に入ったオリジナルカクテルを喜んでくれます。ぜひ、鈴木さんのカクテルを飲んで欲しいです。

特典

ご来店された方の特典として、ベルウッドステッカーをプレゼントします。

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